コラム
箱根では、400名の大人数なので、分かりやすく伝えるというのが大きな目的になりました。そして、あとの実技で壇上に上がってもらい、それをビデオカメラで映したところ、多くの人が「おおっ」と言うような声で足裏のバランスが整う事に驚いてくれました。
その中で外反母趾や指上げ足が非常に多かったという事。皆、足に悩みを持っていて、そして何処に行けばいいか、何処へ行ったらいいか納得のいく説明とそれに伴った正しい治療をしてもらえるのかを探し求めていたという声が多く聞かれました。
そんな中で特に皆さんのお役に立ったと思うのは、足に起こったヘバーデンなんです。
手の爪のすぐ下の関節が変形したり太くなったりする手のヘバーデンは良く知られているんですが、足に起こったヘバーデンはまだほとんど知られていない。そしてわからないのが現状なんです。
その中で、足に起こるヘバーデンもあるということをお伝えして、それを「外反カサハラ結節」という名前をつけ、これを世に知らしめる努力をしているという話をしたのです。
そうしたところ、大勢の人が分かってくれて、最初は20人に1人位いるかなあと言う事で話をしたのですが、実際に全員ではないですが、3分の1くらいの人を診たところ、7,8人に1人の割合で足のヘバーデンがあることに気が付きました。
あるいは、手にヘバーデンがある。これが、国民病と言うくらいに今、多く起こっている。でも現場ではわからないのが現実です。これをわかったことだけでも、大きな役に立ったと思います。
そして普通の外反母趾とヘバーデンによる外反母趾は全く別物だと、治療方法も違うんだと、このことを分からせなければならないんです。
そうしないと変形を酷くしてしまったり、取り返しのつかないような酷い外反母趾へと進行させてしまう場合がほとんどだからなのです。
これを早く知らしめて、初期のうちにこれに対応することが最大の方法になると思います。そういうことがますます必要だと強く感じました。
本当にまだまだ広まっていない、そして多くの人たちが足にヘバーデンが起こってそれに伴ってひざ腰首にも慢性痛を持っていました。
そしてまた、この集まりはフォークダンスの会というような、全国組織の代表者が集まったんですが、非常に皆さん悩みを抱えながら、 あるいは痛みを抱えながらこういうダンス競技をしているというのがとても痛ましく感じられました。
正しい原因を知って、そして予防するということが何より大事だということを痛感した次第です。
社団法人 フォークダンス連盟でのセミナー風景
